けんか仲裁の教諭処分…きっかけをつくった中3たたき、泣いてしゃがむ中1の頬つかみ顔を教諭に向かせる

生徒の頬つかんだ教諭を減給

 埼玉県県教育委員会は8日、昨年11月に中学1年と3年の特別支援学級の男子生徒2人に頬を手でつかんだり、たたいたりしたとして、西部地区の公立中学校の男性教諭(52)を減給1月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 教諭は2人のけんかの仲裁と指導を行おうとしたという。1年の生徒は拳で胸を押され、泣いてしゃがみ込んだが、立たされ、頬をつかんで顔を教諭に向けさせられた。3年の生徒はけんかのきっかけをつくったとして、頬を手で2回たたかれた。

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