日本が世界に誇る寿司だが、国内では回転すしでの迷惑行為が大きな問題となっている。
ということで、ここでは寿司を愛する世界のスターたちを取り上げてみる。
クリスティアーノ・ロナウド
サウジアラビアのアル・ナスルでプレーするポルトガル代表FW。中東での年俸は200億円を超えるとされている。
ポルトガルでの邸宅で雇うための寿司職人を月給4500ポンド(70万円)ほどで探していると報じられたばかり。なんでも日本料理を作ることができる専用のキッチンが用意されているそう。
また、ロナウドはラファエル・ナダルらとともにロンドンでのレストラン経営にもかかわっており、そこで振る舞われているのは、日本料理と地中海料理のフュージョンだとか。
パウロ・ディバラ
ローマに所属するアルゼンチン代表FW。
昨年末のワールドカップでは出番こそ少なかったものの、決勝戦ではPK要員としての仕事をしっかりと果たして優勝に貢献した。
そんなディバラはパートナーであるオリアナさんと手巻き寿司パーティーを楽しんだこともある。
また、2人の愛犬2頭は秋田犬!
名前はKaiaとBowen。親日派で確定のはず!
アリエン・ロッベン
レアル・マドリーやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンなどでプレーした元オランダ代表FW。
右からカットインしてファーに巻くシュートは分かっていても止められない伝家の宝刀で、2013年には日本代表相手にもそれを叩き込んでいる。
2020年に古巣フローニンゲンで現役復帰した際、フローニンゲンのスポーツディレクターは寿司を一緒に食べながらロッベンを口説き落とした。そのため、入団会見では寿司皿が贈られている。
また、同じくオランダ代表だったディルク・カイトは2010年W杯で日本と対戦する際、「チームには寿司好きな選手が多い。夕食に日本を食べたいね(勝ちたい)」と話していた(ロッベンは怪我のために日本戦は欠場)。
トーマス・ミュラー
バイエルン・ミュンヘンに所属するドイツ代表FW。昨年末のワールドカップでは日本代表とも対戦した。
2021年には東京オリンピックを見ながら、「今日は日本の最高をいただく」と寿司を楽しんでいた。
supersushiというハッシュタグもつけていたほか、妻のリサさんも「世界で一番おいしい寿司」とコメント。
なんでもバイエルンの選手たちはミュンヘンにある「Chang Restaurants」の常連だそうで、そこでよく寿司を食べているとか。
日本人のオーナーではないようだが、シャルケ時代に内田篤人とプレーしたブラジル人DFラフィーニャも「最高の寿司」とハマっていたそう。
クラウディオ・マルキージオ
ユヴェントスなどで活躍した元イタリア代表MF。端正な顔立ちのイケメンとしても知られた。
キャリア晩年からレストランビジネスを始めており、妻とともにレストランチェーンを展開。3店舗あるレストランでは、寿司とアジア料理がメニューになっているとか。
マルキーニョス
PSGに所属するブラジル代表DF。世界的スターだらけのチームでキャプテンを任されている。
昨年、PSGは日本ツアーを行ったが、その際の動画で寿司好きが判明。
「ブラジルでは“握り”と呼びます」と巻き寿司と区別して答えていたのだ。また、日本アニメのキャプテン翼やドラゴンボールZのことも知っていた。
ペドリ
バルセロナに所属するスペイン代表MF。
「Sushi time」とお箸で寿司を食べる写真をSNSに投稿したことが話題に。
チームメイトであるフランス代表DFジュール・クンデからは「この後に落としたはず(笑)」と箸使いを突っ込まれていたが。
ちなみに、彼のアイドルであるアンドレス・イニエスタも日本食好き。イニエスタは寿司が一番好きとしつつ、「それにラーメンも好きだね。色んなお店を開拓していきたいと思っているよ」とも話している。
ロベルト・レヴァンドフスキ
バルセロナでプレーするポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。
2016年とちょっと古いが、こちらも「Sushi time!」を満喫している(生魚ではないようだが)。
なお、空手家でもある妻のアナさんは栄養士の資格も持っている。レヴァンドフスキ自身もストイックな食事を貫いており、試合日には体が重くなるので肉はあえて食べないそう。
そんなレヴァンドフスキの亡き父クシシュトフさんはサッカー選手でもあったが、柔道家でもあった。そのため、レヴァンドフスキはサッカーだけでなく、柔道とボクシングも父から教わったとか。
マルティン・ウーデゴール
アーセナルに所属するノルウェー代表MF。オフの際、寿司を満喫していたようだ(無理やりだが)。
弱冠15歳で代表デビューするなど神童として世界的な注目を注がれていたが、レアル・マドリーでは活躍し切れず。
カルロ・アンチェロッティ監督からは“客寄せパンダ”だったと言われてしまったが、アーセナルで覚醒!
22歳で代表キャプテンを託されると、24歳の現在はアーセナルでもキャプテンを務めるなど人格面も評価されている。
チームメイトである冨安健洋は、試合前に緊張していた際に彼が言葉をかけてくれたことに感謝していると明かしており、いい人のようだ。
ルイス・フィーゴ
バルセロナからレアル・マドリーへの禁断の移籍をしたことでも知られる元ポルトガル代表FW。
2000年夏、レアルに電撃移籍する数か月前にバルセロナに日本料理店「Kin Sushi Bar」をオープンした。
フィーゴはパートナーのひとりで夫人が経営を担当したが、禁断移籍によって事態は暗転。怒ったバルサファンたちが店に卵を投げつけるのが何カ月もブームになったとか…。
結局、2002年にフィーゴらは中国の実業家に店を売却している。
当時、スペインでプレーしていた元日本代表FW城彰二さんはこの店についての秘話を明かしている。
フィーゴは日本人である城さんに味の感想を聞きたいとなんと試合のハーフタイムに直接オファー!
ただ、城さんが実際に店を尋ねたところ、握りの寿司は皆無で、なんとかロール的な物が出てきたうえ、味も「くそまずかった」とか。
職人も日本人ではないアジア系で、フィーゴもおいしくないことに同意していたものの、そのことをどうしても奥さんには言えなかったそう。
現地メディアによれば、当時、店に投げつけられた卵の痕はどんなに掃除をしてもとれず、現在でも残っているとのこと。
ネイマール
PSGに所属するブラジル代表FW。
セレソンでの通算得点数はペレと並び歴代1位タイとなったが、どの国よりも多く日本からゴールを奪っている日本キラーでもある。
ただ、日本のドラゴンボールが好きで背中にどでかいタトゥーを彫っていたりもする。また、寿司や刺身も好んでいるようだ。
『ESPN』は、ネイマールが2014年W杯前のオフに友人たちとパーティーをした際、寿司や刺身に舌鼓を打ったと伝えている。
また、『Globo』によれば、ブラジル代表が昨年にアジアツアーを行った際にネイマールは寿司を賭けのネタにしていたそう。
リオデジャネイロでの寿司ディナー代を賭けて、チアゴ・シウヴァとフリースロー対決をしていたのだ(結果はネイマールの負け)。
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なお、ネイマールはサントス時代の2011年にクラブW杯のために来日しているが、その際はチームから寿司や刺身などの日本食禁止令が出ていたそう。
当時、サントスの食事担当は「選手たちは観光客ではないし、これは仕事。ドーピングの問題もあるので、慎重にならざるをえない」と話していたとか。