小学生の長男の腕をカッターナイフで切りつけるなどした疑い 父親(32)を逮捕

8日夜、宮城県岩沼市で小学生の長男の腕をカッターナイフで切りつけるなどした32歳の父親が、傷害の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは岩沼市桑原の会社員、丹野翔一容疑者(32)です。

警察によりますと丹野容疑者は8日午後8時ごろ、自宅で同居する小学生の長男の右腕をカッターナイフで切りつけたり殴ったりしてけがをさせた疑いが持たれています。

丹野容疑者の妻が110番通報し、駆け付けた警察官が現行犯逮捕しました。

警察の調べに対し丹野容疑者は「腕を殴ったり足を踏みつけたりしたが、カッターナイフの刃は押し当てただけで切ってはいない」と容疑を一部否認しています。

丹野容疑者は事件前に携帯電話の機種変更で携帯電話ショップを訪れていますが、その際に長男の手続きに時間を要し自分の機種変更ができなかったことに腹を立て暴行を加えたということです。

警察は、長男に対する日常的な暴行があったかなど詳しい調べを進めています。

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