高鍋、木城町の有機農業推進へ 生産者ら意見交換

オーガニック憲章策定に向け、高鍋、木城町民が参加したワークショップ

 高鍋、木城町で有機農業を推進するためのビジョンや方向性を考えるワークショップ(高鍋・木城有機農業推進協議会主催)は5日、木城町総合交流センター・リバリスであった。両町の生産者や生徒・学生、主婦ら46人が参加し、活発に意見を交わした=写真。
 同協議会を立ち上げた両町は有機農業に関する数値目標などを定めた実施計画(2023年度から5年間)を3月末までに策定予定。そのベースとして定めるオーガニック憲章に両町民の意見を反映したいと、ワークショップを企画した。
 参加者はグループに分かれ、憲章の草案を基に有機農業や持続可能なまちづくりについて考えた。最後にグループごとに発表があり、「農業高校や農業大学校で教育し人材を育てる」「まち全体を(循環型農業の)テーマパークにする」など、多様なアイデアが紹介された。

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