こんにちは。現役業界人YouTuberキャンプレンジャーです。今回はDODの超コスパなキャンプギア ランキングということで、みなさんご存知DODの中でも商品のクオリティに対する価格設定がおかしい(すごく安い)という商品、つまりコスパがめちゃくちゃいい商品を紹介していきたいと思います。
DOD超コスパ★第4位 ジミニーテーブル
まずは第4位。ジミニーテーブルです。
【ジミニーテーブル】スペックを確認
- 天板サイズ:95×60cm
- テーブル高さ:56cm
- 収納サイズ:61×9×27cm
- 重量:5.6kg
- 値段:9,900円(税込)
【ジミニーテーブル】推しポイントは「木製、軽量、収納サイズ」
モンベルのテーブルによく似ていますが、天板をブナ材にして価格を落としたことで、より多くのユーザーにリーチできる商品になっています。
木製テーブルは今ハイランダーを筆頭にロールトップタイプのものが圧倒的に多いですが、これらとうまく差別化してきたなという印象です。
天板の大きさは同じ。風合いについては脚までウッドのテーブルに比べると少し物足りないですがその分収納サイズが小さく、軽量になっているというメリットもあります。
価格もハイランダーのテーブルと比べると値ごろなので非常に良い商品だなぁと思いますが、1点だけ気になる点としてはテーブルの高さが56cmであること。
一般的にロースタイルで主流とされているチェアについては、高さ40cm程のテーブルの方が適合するものが多い。
テーブルの高さは大事なポイントです。低すぎる分には使えますが、高すぎると選択肢から外れてしまうので非常に勿体無い。
ちなみに、DODには高さが調整できるキャナリーテーブルという商品があります。
このキャナリーテーブルは高さが3段階に調節でき、中段は42cmになるのですが、フレームがジミニーテーブルに比べて増えている分、重量や収納サイズのメリットがなくなってしまう。
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そのため、ジミニーテーブルとキャナリーテーブルは単純に上位互換ではなく、別商品として考えた方がいいと思います。
個人的にはこのキャナリーテーブルについては天板の下にあるメッシュをなくして安くしてくれてもよかったなという印象です。
DOD超コスパ★第3位 いつかのタープ
第3位はいつかのタープ。
【いつかのタープ】スペックを確認
- 材質:ポリエステル
- サイズ:約W420×D410cm×H230cm(付属ポール使用時)
- 収納サイズ:W67×D14×H14cm
- 重量:5.2kg
- 価格:10,700円(税込)
【いつかのタープ】推しポイントは「クオリティ」
実は筆者は販売当時は割と否定派で、「普通の大きさのヘキサ型のタープで1万超えるのってどうなんだ?」と思っていました。
BUNDOKのミニヘキサゴンタープという激安のタープが既にあるので入門モデルとして買うならこっちと思っていました。
ただ、全体的なアウトドア用品の原価高騰が続く中で、以下のような特長を見ると…
- 150デニールの生地を使用
- 1万円前半の価格
- ガイロープは太め
- ペグもネイルペグ
- 延長ベルトが標準で付属
…なんか、だんだん良い商品だと思ってきました。
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この商品についてはメーカー直販サイト以外で普通に小売店でも買えるようになっているのでこの点も良い点かなと思います。
ただこの商品については取り扱っているショップに言いたいことが一つだけ。
「タンカラーだけ高くしすぎ。」
圧倒的にタンが人気なので気持ちは分かりますが、14,000円くらいまで値段があがっちゃうと他のタープが選択肢に入ってくるんじゃないかなと思う面もあるので、できるだけ一万円前半ぐらいの価格で販売してほしいなと思っております。
こんな理由からいつかのタープを3位ということでランクインさせていただきました。
DOD超コスパ★第2位 ビッグタープポール
続いて第2位はビッグタープポールです。
【ビッグタープポール】スペックを確認
- サイズ:(約)L2800×φ28mm
- 収納サイズ:(約)W600×D100×H60mm
- 重量(付属品含む):(約)1kg
- 材質:アルミ合金
- 価格:3,620円(税込)
【ビッグタープポール】文句なしに良い商品
意外な商品かもしれませんが現状の市場価格で購入できるのであれば割と文句なしにいい商品だと思います。
フィールドアとの比較がこちらです。
- 番手とかは分かりませんが、アルミの厚みは同じ
- 価格もビッグタープポールの方が安くて収納袋が付属
- ポールの先端も曲げ加工みたいな工夫がある
フィールドアと比べてもいい商品ではないでしょうか。
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ただ、楽天で見ると送料を入れて4000円程なので、単純にAmazonが利益薄いが頑張って販売しているという可能性があるので早めにご検討されるのがいいなと思います。
DOD超コスパ★第1位 カマボコテント
そして栄えある第1位はカマボコテント。
【カマボコテント】スペックを確認
- 組み立てサイズ(外寸):W300×D640×H195cm
- 収納サイズ:W69×D35×H31cm
- 重量(付属品含む):19.5kg
- 収容可能人数:大人5名(寝室スペース)
- 価格:75,900円(税込)
【カマボコテント】DOD人気のきっかけになったコスパ最強のテント
やはりDODの人気が爆発したきっかけにもなった商品なので強い。
初代から比べてかなり価格が上がってしまっているとはいえ、やはり相当数売れてるって言うことにはちゃんとした理由があってコスパの面ではかなり優れていると思います。
具体的には、この手のテントの先駆けになったノルディスクのレイサとかと比べてもほぼ同等スペックなのに対してかなり抑えた価格に設定されてるし、他社のトンネルテントと比べても見劣りしない性能ですね。
具体的に比較するとこんな感じです。
コールマンのトンネルテントよりスペックが良くて安い。
テントファクトリーのトンネルテントについてはカマボコテントよりは安いものの、グラスファイバーポールなのでスペック的には劣ってしまうということになっています。
トンネルテントってよく対抗として2ルームテント等と比べられることも多いですが、同価格帯のタフスクリーン2ルームハウスと比べても縦横のサイズだけで見るとカマボコテントは勝っています。
テント内の居住性を追い求めるならトンネルテントって結構合理的な形なんですよね。
その分耐風性や自立できるメリットがクロスフレームのテントにはありますが、平地でのキャンプの使用であればトンネル形で基本的に不自由はないと思いますし、2ルームテントっていうくくりの中でも秀でている商品だなと思います。
こういった理由で1位にランクインさせていただきました。
キャンプレンジャーおすすめ【1】トンガリハット
続いて個人的にいい商品だなと思うものを3つ紹介させていただきます。
まずはトンガリハット。
【トンガリハット】スペックを確認
- サイズ:(約)W25×D25×H15cm
- 重量:(約)170g
- 材質:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、PVC
- 付属品:ロープ×3本、カラビナ
- 価格:3,150円(税込)
【トンガリハット】全業界人を救ったスーパーアイテム
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これは全業界人を救ったスーパーアイテムだと思っています。
というのも、店頭で接客をしていると「ワンポールテントにタープの連結ってどうやってやればいいんですか」と聞かれることが結構あるんです。
その時に、小川張りや連結ベルトでこうやってとかっていう紹介を今までやってたんですが、実際に口頭だけで説明するのって結構難しいんですよね。
この商品ができたことでこれを紹介するという選択肢ができるようになったので、そういう意味でかなり助かっています。
今までありそうでなかった商品ですし、お客さまのニーズがあるということをちゃんと理解して商品化するところまで進めることができたDODの開発姿勢っていうところも踏まえて、個人的にはとても良い商品だなと思っております。
キャンプレンジャーおすすめ【2】アルミキャリーワゴン
続いて私のおすすめ2つ目はアルミキャリーワゴンです。
【アルミキャリーワゴン】スペックを確認
- サイズ:(約)W96× D58× H61cm
- 収納サイズ:(約)W30× D25× H69cm
- 重量:(約)10.1kg
- 最大積載重量:(約)100kg
- 価格:23,580円(税込)
【アルミキャリーワゴン】収納サイズの大きさと重さを解決したキャリーワゴン
DODは昔はキャリーワゴンのシェアをかなり持っていて、ラジオフライヤーのワゴンが流行ってた頃にこの手のタイプのワゴンを仕掛けて、今のマーケットを作った第一人者なんじゃないかと思っています。
ただ、だんだんと後発で安いものが出てきて、当時ほどキャリーワゴンのシェアがなくなっている、そんな時に満を持して登場したのがこのアルミのキャリーワゴンですね。
キャリーワゴンを車でキャンプ場に運ぶ際の一番の悩みである収納サイズの大きさと重さ。
この2つを同時に解決した神商品です。
なんと従来の商品に比べてこんなに小さくなって4kgも軽くなりましたという内容です。
これ見たときすごいなと思って素直に驚いたんですよ。
これからキャリーワゴンもアルミが主流になってくるのかなと考えていたんですが結果的にあまり売れなかったみたいですね。
スチール製のキャリーワゴンって今最安値がだいたい6000円くらいなんですが、アルミのワゴン1台買おうと思ったらこのスチール製が3台買えてしまうという価格設定です。
これがせっかく良い商品なのにちょっともったいなかった点。
ただ、それだけコストかかってるって言うことももちろん考えられますし、今の価格でも十分出す価値はある商品だとは思ってます。
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特に小さい車を使われている方や女性の方とかぜひぜひ検討してみる価値があるんじゃないでしょうか。
キャンプレンジャーおすすめ【3】レンコンテント
最後のおすすめはレンコンテント。
【レンコンテント】スペックを確認
- 組み立てサイズ(外寸):W390×D390×H260cm
- 収納サイズ:W67×D23×H23cm
- 重量:12kg
- 材質:ポリコットン
- 価格:49,500円(税込)
【レンコンテント】DODの個性が出ているサーカス型テント
この頃(レンコンテント発売当時)のDODは市場の人気商品を全部自分たちで牛耳ってやるぞくらいの勢いを感じました。
サーカスTCが人気になり始めたころの時期に対抗として出してきた商品です。
レイサの人気が出てカマボコテントを出したところと基本的な流れは一緒。
DODはマーケットのトレンドに敏感で、先発で出てきた商品の特徴やスペックをしっかりと理解して自分たちの個性を加えて出してくる。
それがこの時代は特に顕著に行われてたと理解していますので、このレンコンテントもかなりいい内容になっています。
サーカスTCのコンセプトはリスペクトしつつ、各部を解放できる窓を取り付けて、サーカスがずっと欠品してるっていう時期を狙って、価格設定も良い。
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ということで実際にかなり売れた商品だと思いますが、長期欠品になってますので再入荷してきたときにぜひ狙ってみてほしい商品だなと思います。
DOD超コスパなキャンプギアまとめ
こんな感じで今日は客観的に見てコスパが良い商品を4つと個人的に神だと思っている商品を3つ合計7つの商品を紹介させていただきました。
DODの中にはまだまだコスパが良い商品はあると思いますし、個性もちゃんとあって個人的には応援しているブランドです。
なのでこと道具選びについては話題性とか勢いにのまれるだけではなく、しっかりと商品を見極めてもらえるとうまく付き合っていけるブランドじゃないかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございいました。