マキロイがスコッツデールでのロングアイアン変更を語る

ロングアイアン変更について語ったマキロイ(提供/ GolfWRX, PGATOUR.com)

2017年に初めてテーラーメイドと用具契約を結んだロリー・マキロイ(北アイルランド)は2022年5月に、同社と複数年の契約延長に合意した。

3番アイアン(提供/ GolfWRX, PGATOUR.com)

彼は自身にとって2023年の米PGAツアー初戦となる「WMフェニックスオープン」に、いくつか新しいギアを携えて現れた。テーラーメイド ロールズプロトの3、4番アイアンを、過去にも使用したことのあるP760の3、4番に変更した。TPCスコッツデール・スタジアムコースのパー5を攻めるにあたり、この2本が高弾道の球を打ちやすいからだ。

「また今週も、3番と4番アイアンは760のロングアイアンに戻そうと思ったんだ。パー5で余分に弾道の高さを稼ぐためにね。時として、ブレードの3番と4番アイアンは、弾道が少し低くなるよう感じることがあるのだけど、特に今週はパー5の第2打がとても重要になるので、このロングアイアンで少し高くなれば役立つと思ったんだ」とマキロイ。

「(テーラーメイドP760は)ブレードの長さが少し短い。770であれ、790であれ、より新しいモデルになると、ブレードの長さが少し長くなることがあるんだけど、僕はもう少しトウが自分寄りにあって欲しいんだ。重量配分や異なるシャフトで試行錯誤するのではなく、前にも使ったことのある760にした。とても良い感じに機能しているよ。とにかく、やさしい移行だったね」

以下は、2023年「WMフェニックスオープン」におけるマキロイの使用ギア一覧である。

ドライバー: テーラーメイド ステルスプラス(9度)
シャフト: 藤倉コンポジット ベンタスブラック 6X

3番ウッド: テーラーメイド ステルス2プラス(15度)
シャフト: 藤倉コンポジット ベンタスブラック 8X

5番ウッド: テーラーメイド ステルスプラス(19度)
シャフト: 藤倉コンポジット ベンタスブラック 9X

アイアン: テーラーメイドP760(3番、4番)、テーラーメイド ロールズプロト(5番~PW)
シャフト: プロジェクトX 7.0

ウェッジ: タイトリスト ボーケイデザイン SM9(54度を55度に調整、58度を59度に調整)

パター: テーラーメイド スパイダー ハイドロブラスト
グリップ: スーパーストローク トラクシオン ピストルGTツアー

ボール: テーラーメイド TP5x

グリップ: ゴルフプライドMCC

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)

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