相手に求める条件で「容姿」よりも「居住地」が上位 マッチングアプリ利用者 費用的負担が懸念

航空会社ブランド・ジェットスターはこのほど、マッチングアプリ「Omiai」を運営する株式会社ネットマーケティングと共同で、「Omiai」を利用している20~40歳の男女を対象に「マッチングアプリの使用および遠距離恋愛に関する意識調査」(調査人数・605人)の結果を発表した。

アプリ上のマッチング相手の条件で重視する要素について、1位の「年齢」(86.0)に次いで「居住地」(72.4%)が2位に浮上。「容姿」(66.6%)を上回る結果となった。

〝遠距離マッチング〟に抵抗がある人は多い。同社が「居住地が離れた相手とのマッチングに対するハードル」について調査したところ、86.4%が「ハードルがある」と回答。「気軽に合えない」「会うまでに時間がかかる」「会うために移動などのお金がかかる」といった理由が寄せられた。

一方で、「移動にかかる費用的負担がなくなれば、居住地が離れた相手ともマッチングをしてみたい」と答えた人は71.2%に上った。7割以上の人が金銭面の不安がなければ、〝遠距離マッチング〟に前向きになることが分かった。

ジェットスターと「Omiai」は、居住地が離れた人との出会いを応援する「Omiaiで遠距離マッチング★ジェットスターでサクッと会いに行こう!キャンペーン」を2月7日から4月24日まで展開。「Omiai」アプリ上で居住地が離れている相手とマッチングした人を対象に、マッチングした人に会いに行くための航空券代として、各応募期間で最大5人、合計最大25人に1万50000円相当のフライトバウチャーを提供する。

(よろず~ニュース編集部)

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