静岡県浜松市は、住民票の写しなどの申請窓口で申請書を書かずに受け取れる「書かない窓口」を2月24日からスタートします。
浜松市の「書かない窓口」はDX化と窓口業務のサービス向上などが目的で、各区役所のほか、協働センターなど58か所に設けられます。
住民票の写しのほか印鑑登録証明書、戸籍、所得証明書など、証明書業務43の手続きの内、29の手続きが対象です。
手続きの方法は申請者が窓口で身分証明書を提示し、必要な項目を口頭で職員に伝えます。職員がシステムに打ち込み、確認後、申請者が署名して終了で、これまで約10分かかっていた証明書の交付時間が半分ほどに短縮できるということです。
6月には転居などの住民異動の届け出とそれに伴う国民健康保険などの関連手続きも「書かない窓口」で対応できるようになります。