男女7人全員を強盗致死の疑いで逮捕 海田監禁・死体遺棄事件 午後4時15分から会見へ 広島県警

広島県海田町で去年、70代の男性が監禁され行方が分からなくなった事件で、警察が、監禁罪で起訴された男女7人全員を、強盗致死の疑いであらためて逮捕したことが捜査関係者への取材で分かりました。

この事件は、去年6月、海田町に住む竹内義博さん(当時71)が事務所に監禁され、その後、行方が分からなくなったものです。

男女7人が監禁罪で逮捕・起訴されましたが、警察はこのうち4人を竹内さんの遺体を遺棄した疑いで先月、逮捕していました。

警察は防犯カメラの精査など捜査をした結果、竹内さんが事務所にいた段階で死亡していたと判断したと説明していましたが、13日、住所不定の今泉俊太容疑者(32)や伊藤圭亮容疑者(28)など、男女7人の全員について、竹内さんから現金を奪い、死なせた疑いが強まったとして、強盗致死の疑いであらためて逮捕したことが捜査関係者への取材で分かりました。

事件を巡っては、これまでの一連の裁判で、県内の女5人が竹内さんと金銭トラブルになり、「債権回収屋」として、今泉容疑者と伊藤容疑者に協力を依頼…。

7人で男性を監禁したあと、この男2人が車で竹内さんを連れ去ったという流れが明らかにされていました。

© 株式会社中国放送