神戸市在住の元大学助手、田中隆治氏（79）は13日、任期満了に伴う4月の佐世保市長選に無所属で立候補すると表明した。
市役所で会見した田中氏は、「生活の不安を感じている人たちがたくさんいる」と強調。自らの人生経験を生かし、「明るい未来の佐世保を築きたい」と語った。
県と同市が進めるカジノを含む統合型リゾート施設（IR）誘致と、石木ダム建設事業は「推進」の立場。具体的な公約は今後明らかにするとした。
田中氏は同市宇久町出身。神戸大大学院工学研究科修了。同大助手を務めた。2007年同市議選、19年同市長選、21年衆院選長崎4区に出馬し、いずれも落選した。
次期市長選を巡っては、県議の宮島大典氏（59）、市議の橋之口裕太氏（39）が立候補を表明している。
