2月14日はバレンタインデー。街中にハートマークが飛び交う1日である。
ということで、ここではサッカー界で本当に数少ない「ハートのユニフォーム」をご紹介しよう。
ブレントフォード
ユニフォーム：2022-23 Umbro ホーム
今季のチェルシー戦で着用した、胸のハートマークがちょっと可愛いユニフォーム。これはスポンサーロゴではなく“Restart a Heart”というキャンペーンの一環で付けたものだ。心肺蘇生法（CPR）への意識や関心を高めるための取り組みで、ハート型のQRコードを読み取るとCPRを学べるという仕組みだった。
アーセナル
ユニフォーム：2019-20 adidas サード
プレミアリーグは2019-20シーズン、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦を一時中断。2020年6月のマンチェスター・シティ対アーセナルで約3か月ぶりにリーグは再開となった。
プレミアに所属する全チームはリーグ再開から最終節まで、ユニフォーム胸部に「国民保険サービス（NHS）」の青いハート型のロゴマークを付けて、未曽有の危機に立ち向かう医療従事者へ感謝と連帯を表明している。
ハート・オブ・ミドロシアン
ユニフォーム：2022-23 Umbro ホーム
2023年1月から元ヴィッセル神戸の小田裕太郎がプレーするハート・オブ・ミドロシアン（ハーツ）。エンブレムの形状からサッカー界で最も有名な「ハートのチーム（ユニフォーム）」の一つだ。このエンブエムは本拠地エディンバラのメインストリート「ロイヤル・マイル」にあるハート型モザイクをモチーフとしている。
ヴォルフスブルク
ユニフォーム：2008-09 Nike ホーム
長谷部誠も所属し“奇跡のブンデスリーガ優勝”を成し遂げた2008-09シーズンのユニフォーム。胸には本来であればスポンサー企業フォルクスワーゲン社のロゴを付けるところだが、開幕から第22節までのシーズン大半でハートが印象的な「Ein Herz Fur Kinder」（恵まれない子供たちやその家族を支援する慈善福祉団体）のロゴマークを付けていた。
ヘーレンフェーン
ユニフォーム：2016-17 Jako ホーム
スコットランドのハーツと並び、サッカー界で最も有名なハートのユニフォームがオランダのヘーレンフェーンだ。エンブレムと同じようにハートマークを散りばめるデザインがちょっと可愛い。
もっともこの赤いマーク、実はハートではなく睡蓮（スイレン）の葉だ。「青白斜めストライプと7つの赤い睡蓮の葉」のエンブレムデザインは、本拠地ヘーレンフェーンが属するフリースラント州の旗とほぼ同じである。
ベガルタ仙台
ユニフォーム：2023 adidas ホーム
ハートのユニフォームならこのチームも外せない。ベガルタ仙台は2000年から地元仙台の企業「アイリスオーヤマ」のロゴマークを胸に掲出。ベガルタのユニとこのハートのロゴマークは、今や完全にワンセットの印象である。ちなみに同社のハートマークは、“やさしく心がこもっている”というイメージを込めたものだという。
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