栃木県内では珍しいレンコンの収穫作業が那須塩原市内で続けられている。
同市高林、農業人見公也(ひとみこうや)さん(29)方では甘みのある品種「パワー」を栽培。父の一也(かずや)さん(63)ら家族4人で昨年10月から収穫を続けている。この時季は昼夜の寒暖差で糖度が上がり、より甘みが増すという。
雪が舞う寒さとなった14日も公也さんが胸元まで冷たい泥水に漬かり、水圧ポンプを使って地中のレンコンを収穫していった。
公也さんは「例年通りの良い出来。レンコンは厚めに切り、焼いて塩こしょうで味付けすると、素材本来の甘みが楽しめます」と話した。収穫は3月中旬まで続く。