アルファタウリF1が2023年型『AT04』をシェイクダウン。角田がもみじ柄の新デザインヘルメットで新車初走行

 スクーデリア・アルファタウリは、2月14日、2023年型マシン『AT04』のシェイクダウンをイタリア・ミサノで行った。レースドライバーの角田裕毅とニック・デ・フリースが初めてニューマシンで走行した。

 2月11日にニューヨークでAT04のカラーリングの発表会を行ったアルファタウリは、14日、ファクトリーに近いミサノ・サーキットで、まずは角田、午後にはデ・フリースに新車初走行の機会を与えた。チームは、ドライコンディションの下でふたりが走行する様子を示す短い動画を公開、それ以外の詳細は明かしていない。

 なお同日、角田は2023年のヘルメットデザインを公開した。ホワイトをベースにもみじが全体にあしらわれ、後部には風の神、志那都比古神のイラストが入ったデザインで、2021年F1アメリカGPに着用したものを思わせる。その年の日本GPがコロナ禍で中止になったため、角田は用意していたヘルメットをアメリカGPで使用したのだが、そのデザインはもみじが全体にあしらわれた和風の雰囲気を持つものだった。

角田裕毅(アルファタウリ)の2023年用ヘルメットデザイン
2021年F1第17戦アメリカGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)のスペシャルデザインヘルメット

 バーレーンでのプレシーズンテストは23日から25日にバーレーンで行われ、全チームが初めて本格的にニューマシンを走らせる。

© 株式会社三栄