ことしの春闘でマツダ労働組合は15日、賃金月額1万3000円の引き上げを要求をしました。
月額1万3000円には定期昇給分とベースアップが含まれています。ボーナスは5.3か月(年間)を要求しています。
去年は月額7000円の賃金と、ボーナス5.0か月プラス3万円を要求し、3年ぶりの満額回答だったということです。
マツダ労組の 原田悟 委員長は、「組合員のやる気、来期につながる人への投資。生活を守る観点も踏まえて会社に求めていく」としています。
会社側からの回答は来月15日の予定です。
物価の上昇が続く中、ことしの春闘ではさまざまな産業の労組が賃上げを要求する方針です。
また、政府も中小企業への支援などで賃上げに向けた取り組みを後押しする姿勢を示しています。