牧はワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の日本代表合宿に合流するため、15日の練習を最後にチームを離れる。「短い期間だったけど、初日からすごく充実したキャンプを送れた」と充実感を漂わせた。
この日は、打撃練習で昨季チーム最多タイの11勝を挙げた開幕投手候補の大貫と対戦。二塁の守備位置から見ている以上に球の伸びを感じたといい、安打性の打球は1本にとどまった。それでも「ああいう投手の真っすぐを見られたのですごく良かった」と納得の表情だった。
全体練習後の特守にも参加。「WBCに向けてもだが、1年間戦うためにずっとやってきた」とシーズンへの準備にも抜かりはない。しばしの別れとなるチームメートには「世界一を取って帰ってきます」とあいさつ。「行くからにはスタメンで出たい」と、世界の舞台での活躍を誓った。
