
箱根町は15日、総額約168億円(前年度比5.2%増)となる2023年度当初予算案を発表した。一般会計は107億8300万円(11.4%増)で3年ぶりに100億を超した。
歳入では景気回復を見込み、約6割を占める町税が1.9%増の63億4800万円。入国規制の緩和などで観光客がコロナ禍前の9割まで戻ると予測し、入湯税を13.2%増とした。
歳出はごみ処理広域化推進事業の整備工事などにより衛生費が20.3%増。小児医療費助成を18歳まで拡充するため民生費が4.7%増えるほか、若年層向けの観光PRなどで観光費を8.7%増やした。
【2023年度当初予算案】
一般会計 107億8300万円(11.4%増)
特別会計 32億5400万円( 1.5%増)
企業会計 28億 500万円(10.0%減)
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総 額 168億4200万円( 5.2%増)
※100万円未満切り捨て