今シーズンも残り3~4ヶ月となり、2023年夏の移籍マーケットが目前に迫っている。男子サッカーではワールドカップもEUROもない年であるため、選手の動きは多くなると予測されている。
そのなか、現在ビッグクラブ移籍やステップアップとなる栄転移籍の可能性があると思われる日本人選手をピックアップした。
鎌田大地
現所属:アイントラハト・フランクフルト
現在アイントラハト・フランクフルトとの契約が残り半年となっており、クラブとの交渉も進んでいないと伝えられている鎌田大地。欧州のビッグクラブが関心を持っていると言われており、先日ニューカッスル・ユナイテッドが近づいているとも報じられた。
旗手怜央
現所属:セルティック
先日はセルティックのレジェンドであるスティリヤン・ペトロフに「日本人選手の中で彼が最も成長した」と絶賛された旗手怜央。欧州移籍後もボランチやサイドなど複数ポジションをこなしており、攻守に渡る素晴らしい貢献を見せている。
前田大然
現所属:セルティック
先日はサウサンプトンへの移籍の噂があった前田大然。この冬には「ヤクマキスか前田大然が退団する」とも報じられていた。決してゴールを量産しているとはいえないものの、その強みがとにかくわかりやすい選手であるため、獲得するほうも手を出しやすいだろう。
古橋亨梧
現所属:セルティック
昨年からずっとスコティッシュ・プレミアシップでゴールを量産し続けている古橋亨梧。多くのクラブが彼に注目していると言われており、年齢的にもステップアップするならばいいタイミングだ。日本代表を狙うためにも…。
伊藤洋輝
現所属:シュトゥットガルト
現在イタリア・セリエAのローマが関心を持っていると伝えられている伊藤洋輝。冬のマーケットでは動きがなかったものの、シュトゥットガルトが残留を争っている状況であるため、もし降格すれば退団の可能性は更に高まるだろうと考えられている。
奥川雅也
現所属:ビーレフェルト
昨年ビーレフェルトが2部に降格したことから移籍が噂されたものの、最終的には残留した奥川雅也。ブンデスリーガ2部では低迷するチームの中で20試合で3ゴール6アシストを記録している。現在16位と昇格の可能性はないだけに、来季はどこに行くのか注目したいところ。
上田綺世
現所属:セルクル・ブルッヘ
昨年夏にセルクル・ブルッヘへと加入したあと、中盤で使われたり、ゴールを決められなかったとという時期が長かった上田綺世。ただこのところはコンスタントに得点量産しており、あれよあれよというまに10ゴールに達した。様々なクラブからアプローチが来てもおかしくない。
中村敬斗
現所属:LASK
欧州にわたってからなかなかいい状況にならなかった中村敬斗であるが、ついに感覚をつかんだようだ。今季オーストリアリーグで9ゴール5アシスト、カップ戦も入れれば12ゴール6アシストという見事な成績を残している。多くのクラブが獲得に動くことは間違いない。
渡辺剛
現所属:コルトレイク
あまり日本で話題にならないが、今季最も成長したと言えるのが渡辺剛だ。コルトレイクに加入してから半年はかなり難しい状況のように見えたが、今季はこれまで全試合にフル出場。その実力で評価を高めている。
三笘薫
現所属:ブライトン
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やはり夏のステップアップという点で筆頭は鎌田大地、次点は三笘薫だろう。ただこちらは契約も残っておりブライトンもチャンピオンズリーグ出場を狙えるため、かなりのチームでなければ行くことにメリットはないだろう。とはいえ、その「かなりのチーム」が声をかけてきてもおかしくない状況にはある。