【きょう(木)の天気】けさも強い冷え込み 東京も氷点下 日中も真冬並みの寒さ続く 日本海側の天気は回復へ

きょう(木)の全国の天気と降水確率

 きょう(木)は日本海側の雪もピークを越えて、日中は回復へ向かう見込み。強い北風も次第におさまるものの、寒気の影響で真冬の寒さが続きそうだ。けさは東京都心も氷点下となるなど、きのう(水)以上に冷え込んでいる所もあるため、暖かい服装を心がけたい。

日本海側の雪 日中は範囲狭く

きょう(木)朝〜夜の天気分布予想

 けさにかけては北陸から北の日本海側で雪の所が多く、青森県では6時間で32センチの降雪を観測するなど、雪の強まった所もあった。きょう(木)は、次第に高気圧に覆われて冬型の気圧配置が緩む見通し。朝のうちは日本海側で雪の降る所があるが、日中はやむ所が多くなりそうだ。山陰や北陸など日差しの届く所もある見込み。ただ、雪が弱まってもなだれには注意が必要となる。
 太平洋側は広い範囲で晴れて空気の乾燥が続くため、火の取り扱いに注意が必要だ。午前中は北よりの風が強い所もあるが、日中はおさまる見込み。

真冬の寒さ けさは都心も氷点下の冷え込み

きょう(木)午前5時までの最低気温

 また、けさは東京都心でも午前5時までに-0.7℃まで下がり、15日ぶりに氷点下の冷え込みとなっている。名古屋も-0.3℃と2日連続で氷点下となり、北海道の陸別では-28.9℃まで下がるなど、厳しい冷え込みとなっている。

きょう(木)の予想最高気温

 日中の気温はきのう(水)より少し高い所もあるが、それでもこの時季としては低く、関東から西も広い範囲でひと桁の予想。東京で9℃、大阪で8℃など、真冬並みの寒さが続く見込み。強い風がおさまっても、空気は冷たいままとなりそうだ。

週末は春の暖かさに 4月並みも 寒暖差大きく

週末にかけての天気と予想気温

 あす(金)になると、寒さが和らいで平年並みに戻る見込み。朝は冷えても日中は関東から西で10℃を超える所が多く、日差しのぬくもりを感じられそうだ。土曜日は一気に春の暖かさとなり、仙台でも12℃、関東から西は15℃以上となり、九州南部では20℃くらいまで上がる見通し。日曜日は南風が強まり、東京で18℃と、4月上旬並みの暖かさとなりそうだ。気温の変化が大きくなるため、体調を崩さないように気をつけたい。雪の多い地域は、なだれに注意が必要だ。週末は天気が下り坂となり、土曜日は日本海側で雨の降り出す所があり、日曜日は雨の所が多くなる見込み。
(気象予報士・及川藍)

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