子どもと食べる干し芋 離乳食後の市場開拓へCF 壮関

壮関の「こどもと食べるほしいも」

 農水産物加工品製造販売の壮関(矢板市こぶし台、板山健一(いたやまけんいち)社長)は、離乳食後のおやつとして干し芋を提案していこうと、クラウドファンディング(CF)サイトのマクアケで「こどもと食べるほしいも」を出品している。27日まで購入者を募っており、3月末をめどに商品化する。

 同社によると、干し芋は低脂質で食物繊維が多く、栄養価も高い。また、保存料や添加物を使用しておらず安全安心な上、程よい硬さがあるため歯固めに良いとされる。幼児におやつとして与える保護者が増えているといい、新たな市場の開拓に乗り出した。

 今回のこどもと食べるほしいもは、国産サツマイモ・紅はるかを使用し、幼児が食べやすいようスティック状に加工した。内容量は50グラム。2千〜6500円の寄付を募り、リターン品として、干し芋5種食べ比べセット(こどもと食べるほしいもを含む)などを額に応じて提供する。

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