沖縄の音楽史を凝縮したコンピレーション『沖縄の音楽 記憶と記録』コンプリートCD BOX、4月12日(水)リリース

沖縄本土復帰50年を記念し、プロデューサー立川直樹、島唄研究家の小浜司による選曲と監修で沖縄の音楽史を凝縮し、2022年度視点でコンピレーションしたベスト盤「沖縄の音楽・記憶と記録」のコンプリート版CD BOX 5枚組が4月12日(水)に発売される。 1927年、普久原朝喜によって設立されたマルフクレコードから始まり、かつては50ものレーベルが存在し、往時のジャマイカよりも盛んにレコードが生産されたといわれる沖縄音楽シーン。本作はそれ以前の1916年に収録されたSP盤から現在に至る106年の音源記録(レコード)のドキュメントとして歴史的な価値はもちろん、どこから聴いても沖縄音楽だと思える内容でチャンプルーして構成されており、今この時も新たに生まれ続けている沖縄音楽の未来につながるようにコンピュレーションされた沖縄音楽ファンのみならず、全ての人にお勧め出来るコレクションCD BOXだ。選曲・詳細はこちら。

なお、本作は復帰50年の沖縄を現代の視点でカタログ化するプロジェクト「沖縄の音楽・記憶と記録」が起点となり制作された。 「沖縄の音楽・記憶と記録」は、1958年創刊の月刊写真誌オキナワグラフ編集部が所有する膨大で貴重な写真、開局61年のラジオ沖縄が持つ沖縄音楽の豊富なレコードやCDをベースに、時代を記録した写真・貴重なレコードジャケットやアーティスト関連の素材を2022年視点でクロニクル化するプロジェクト。詳細はこちら。 また、このボックス盤CDの完成を記念したスペシャルライブの開催も決定。『歌い継ぐ「沖縄の音楽・記憶と記録」』と題し、4月15日(土)にミュージックタウン音市場 (沖縄県沖縄市上地)で行なわれる。

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