RCCラジオが制作・放送した『生涯野球監督 迫田穆成(さこだよしあき)~終わりなき情熱~』が、文化庁芸術祭賞のラジオ部門で大賞を受賞し、東京で贈呈式が行われました。
都内のホテルで15日に開催された贈呈式では、取材と構成、それにナレーションを担当した 坂上俊次 アナウンサーが、大賞の賞状を受け取りました。
番組は、広島商業の選手と監督の両方で甲子園優勝を経験し、83歳の今も竹原高校野球部で監督を務める 迫田穆成 さんを追ったドキュメンタリーです。
被爆体験も交えて迫田さんの生き様を描いています。
審査員からは「迫田さんの卓抜とした世界観・野球観を巧みな構成と編集で描いた傑作」と評価されました。
坂上俊次 アナウンサー
「番組作りはひたすら地道な作業で、ひたすら迫田監督のもとに通って、ずっと話を聞いて、そのテープを聞いて調べて、その繰り返しなんですね。非常に地味な作業の繰り返しの向こうにきょうみたいな場があるということが、まだぴんとこないというか不思議な感じです」
RCCは、この番組を今月28日までアプリ「IRAW(イラウ)」で配信します。