2月17日、スーパーGT GT300クラスに参戦するSHADE RACINGは、2023年の参戦体制を発表した。今季もGT300規定のトヨタGR86 GTを使用。チーム副代表でもある平中克幸をエースに、Bドライバーとして清水英志郎、Cドライバーに山田真之亮という2022年同様のラインアップとなった。
スーパー耐久での活躍を経て、2022年からスーパーGT参戦を果たしたSHADE RACINGは、第5戦でチーム初ポイントを獲得。第7戦でも得点を果たしたが、GT300初年度としてはやや苦戦を強いられた。
迎える2023年はスーパーGTでの2年目となるが、チームを牽引する平中、そして2年目の躍進に期待がかかる清水というコンビを継続。山田がCドライバーに控える体制を継続することになった。車両もGR86 GTで変更はなく、継続してダンロップを履く。
平中は今シーズンに向け「昨シーズンは悔しい結果となりましたが、SHADE RACING参戦2年目となる今シーズンこそは爪痕を残せるよう、チーム一丸となって常に勝利を目指して戦って参りますので、応援宜しくお願いいたします」と強い意気込みを示す。
また清水は「今年もスーパーGTに参戦させていただくことができ、チームや関係者の皆様に感謝しています。昨シーズンは本当に苦しいレースが続き悔しい思いをしたので、今シーズンは一歩一歩着実にチームの皆さんと全力で頑張っていきます。応援宜しくお願いいたします」と2022年の悔しさを晴らしたいと語った。
そして「Cドライバーとして、スーパーGTに参戦できることができ非常に嬉しい気持ちでいっぱいです」というのは山田。今季は長距離レースも多く、出番も多くなりそうだが、「少しでもチームに貢献できるよう頑張りますので、ご声援よろしくお願いいたします」と語った。
体制に変更がないのは、チームがそのポテンシャルを信じているからこそだろう。SHADE RACINGの2年目の飛躍に期待がかかるところだ。
SHADE RACING 2023年スーパーGT参戦体制
エントラント：SHADE RACING
クラス：GT300
マシン：GR86 GT
タイヤ：ダンロップ
ドライバー：平中克幸／清水英志郎／山田真之亮
