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2023年2月17日に公開された動画ではゲストに日本共産党参院議員の井上哲士氏をお招きし、前原誠司氏との選挙協力やガーシー氏の国会欠席問題、そして政党機関誌「赤旗」について語っていただきました。
懲罰委員会委員長・鈴木宗男氏はどんな人？
【このトピックのポイント】
・井上氏「国民民主党は自民党の補完勢力」前原誠司氏との選挙協力を否定
・ガーシー氏の国会欠席問題について処分は2月21日に決定か。井上氏「全国民の代表として責務を果たしてもらいたい」
・数々のスクープを掴んできた共産党機関紙「赤旗」をMC鈴木は大絶賛。他のメディアとの違いは「物事を見る視点」
井上氏のプロフィールは以下の通りです。
サッカー国会議員チームに所属し、2006年に行った韓国の国会議員チームとの試合では優秀賞を獲得するほどの腕前とのことです。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして井上氏に回答していただきました。
前原さんと選挙協力はできますか？
国民民主党の前原誠司氏は、井上氏にとって衆院選京都2区で2回直接対決したことがある因縁浅からぬ存在です。
井上氏は前原氏がかつて所属した希望の党、そして現在の国民民主党をどちらも「自民党の補完勢力」と位置づけ、選挙協力については否定的な考えを示しました。
特に2022年に国民民主党が政府予算案に賛成したことについては「予算は政権の全体の方針。それに賛成した国民民主党を野党と言えるのか」とコメント。「前原さんを応援するということになれば我々も有権者に説明がつきません」と続けました。
また、前原氏自身にも選挙において候補者同士の政策協定を交わす意思はないだろうと井上氏は推測。「選挙協力はないだろう」と重ねて否定しました。
MC鈴木「政策が一致しないのに選挙だけ共闘するのもなかなかってことですよね」
京都の選挙といえば、2020年の京都市長選で門川氏が出した「大切な京都に共産党の市長は『NO』」と書かれた新聞広告が話題になりました。
共産党が推薦した福山氏は共産党だけでなく、様々な市民団体の支援も受けていました。
井上氏は新聞広告に対し「市民もやっていることに対してレッテルを貼る行為。普通の市民のみなさんからも『こういう排除の理論はおかしい』という声もあった」と当時を振り返りました。
懲罰委員会ってどういう話し合いをするの？
懲罰委員会の理事を務める井上氏は、ガーシー氏が国会への欠席を続けている問題点について、海外渡航に必要な議院運営委員会の許可を得ていないことと国会の欠席が国会法に違反していることを挙げました。
今後は2月21日に懲罰委員会が開かれ、具体的な処分内容が決定します。
参議院で懲罰委員会が開かれるのは2013年にアントニオ猪木氏が無許可で北朝鮮を訪問して以来のことです。
井上氏は「国会に来ないと公言して実際に来ないというのは憲政史上初めて。それくらい異常なこと」と言及。
ガーシー氏については「政治活動をどこでやるかは自由だけど国会が始まったら国会に来るのは国会議員の責務。全国民の代表として責務を果たしてもらいたい」とコメントしました。
懲罰委員会の委員長を務める鈴木宗男氏について聞かれると「今は中立の立場で議論されている時なので、コメントは差し控えさせていただきたい」と言葉を濁しました。
赤旗ってどこからスクープをゲットしているの？
共産党の機関紙「赤旗」はこれまで多くの重大ニュースをいち早く報道してきました。
MC鈴木は赤旗について「都議時代めっちゃ読んでました」「一番勉強になる」「取材力がすごい」「いろんな視点で書かれている」ととにかく大絶賛。
赤旗で政治部記者を務めた井上氏は、赤旗と他のメディアとの違いについて「一番大きいのは物事を見る視点」と語ります。
例えば、日本ジャーナリスト会議大賞を受賞した桜を見る会の前夜祭の件について、井上氏は「一般紙の記者は誰が来ているか、どんな芸能人が来ているかというところにしか注目していない」と指摘。
一方で赤旗では参加した地方議員がネット上に上げた報告内容と政治資金報告書を照らし合わせておかしいところはないかなどをチェックしていたとのことです。
井上氏「公開された情報を見ておかしいと感じるか、大物はこういうことをやるんだなと思うかで全然違う。そこが決定的に違っていた」
情報をどのような角度から見るかという違いが、赤旗の魅力につながっているようです。
動画本編はこちら！
共産党機関紙「赤旗」をMC鈴木が大絶賛！どこからスクープを見つけてくるの？
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