手荒れを防ぎ、ふっくら美しい手元に!エステティシャン直伝「冬の極上ハンドケア」

おはようございます。エステティシャン・美容家の永松 麻美です。皆さんにおすすめしたい朝美容コスメやテクニックを土曜日(隔週)にお届けしています。

今朝は、エステティシャンが実践している「手荒れ予防のコツとハンドケア」についてお伝えしていきます。

大事なのは日常での「手荒れ予防」

ハンドクリームを塗る、その前に。一番大事なのは日常生活の中でいかに「手荒れ要因」を減らせるかがポイントです。

手が荒れやすいタイミングは「水で濡れている」と「アルコール・洗剤」に触れるとき。

手洗い、料理、洗濯、掃除、お風呂など手が濡れるタイミングが溢れています。まったく濡らさないのは難しいですが、濡れたら「すぐに、しっかりと」水気をオフするのが大切です。

エステティシャンである筆者は、湯船に入っているときも、基本手はお湯から出して過ごしています。また、洗剤・シャンプー・アルコール消毒は手指を落とし乾燥させるので、洗剤を扱うときは手袋を使用しましょう。

アルコール消毒も、衛生的に問題ないければ保湿成分入りを使用したり、消毒後ハンドクリームで保湿するなど感染症対策に影響がない範囲で配慮するようにしてください。

困った時の駆け込みハンドケア方法

こまめにハンドクリームを塗るのがおすすめですが、本当に手元の乾燥が強いときはオイルでのケアもおすすめです。

セサミオイルかホホバオイルなどを用意して、夜寝る前にたっぷりと塗り込みます。その後、シルクや麻の手袋などをして寝るだけ。手袋なしですと、オイルが寝具についてしまうので注意してください。

乾燥しすぎて、オイルやハンドクリームが入っていかない感じがある人は化粧水などで手元を一度湿らせてからオイルやクリームを塗るとしっとりと浸透する感じも得られます。オイルがない人はハンドクリームでももちろんOKですが、乾燥が強い人はキューティクルオイルも一緒に爪のキワなどに塗りこんでくださいね。

***

手荒れを防ぎ、ふっくらうるおいのある手元をつくるのに、ハンドクリームを塗るなどの「プラスのケア」はもちろん大事ですが、それ以前の「荒れさせる要因を減らす」ことも非常に大切です。

ぜひ、できるところから習慣化してうるおう手元を手に入れてくださいね。

© アイランド株式会社