キティちゃん切手 宜野湾で販売 限定500部 日本郵便と市が連携協定 沖縄

 【宜野湾】日本郵便と宜野湾市は14日、包括連携協定を締結した。日本郵便は安心・安全な暮らしの実現や地域住民の利便性向上など五つの柱を基に、活力ある個性豊かな宜野湾市の形成と発展に寄与することを目指す。協定の一環で同日から、市制施行60周年記念で応援大使を務めるサンリオの人気キャラクター「ハローキティ」をデザインした84円切手の販売が始まった。

 日本郵便と県内自治体の包括連携協定は今回で16例目となった。協定書を交わした久田雅嗣沖縄支社長は「全国のネットワークを生かしながら、市と協力し、課題解決に取り組みたい」と述べた。和田敬悟副市長は「やっぱり宜野湾が一番、と感じられる街を日本郵便と共に創りたい」と歓迎した。

 同日から販売された限定切手は「羽衣伝説」をイメージしたデザインで、ハローキティが天女の羽衣をまとっている。頭にはリボンの代わりに市の花木のサンダンカが飾られている。1セット5枚で千円。500部限定。切手は市内全9郵便局の窓口で販売しているほか、市外の郵便局でも取り寄せられる。ウェブサイト「郵便局のネットショップ」でも購入できる。

 (名嘉一心)

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