“持続可能性”テーマに…環境に配慮した最先端の製品が集合 丸の内で開催

「サステナブル」=持続可能性をテーマにした展示会が2月14、15日の2日間、千代田区丸の内で開催されました。捨てられてしまう素材から作った洋服など、環境に配慮した最先端の製品が並びました。

「サステナブル・ブランド国際会議」と題したこの展示会は、持続可能性をテーマに企業や団体などが交流を行い、新しいアイデアを生み出す場として開催されています。丸の内仲通りに掲げられていたフラッグ(街の装飾用の旗)を再利用したという洋服は、一見するととてもフラッグには見えません。フラッグのスウェード生地を生かし、雨や風に強いコートとして生まれ変わりました。実際に着用してみた大丸有エリアマネジメント協会の長谷川春奈さんは「フラッグは屋外で掛かり雨風にさらされるものなので、強い素材。私のいま履いているスカートも雨風を通さず軽いので履き心地もいい。今回のように現場で作業をする日も汚れを気にしなくていいので気に入っている」と話していました。

他にも展示会をサポートしている企業の中には、1度しか使われなかったカーペットを実験的に椅子として利用したり、細かく砕いて机やランプに再利用したりする取り組みを紹介する展示もありました。また、マッシュルームからできたサンダルや、サボテンの素材で作った財布など、植物からできた"革製品”も紹介されました。

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