トム・ホランドのスパイダーマン続投?「次の映画を作る準備をしている」

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、トム・ホランド演じるスパイダーマンに関し「大きな」計画があると明かした。2021年作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が最後の作品となっている同シリーズ。ファイギ社長はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ5と6、そしてその先を見据え、トム演じるスパイダーマンの今後の展開について言及した。

「私が言えるのは、ストーリーはあるということ。そのための大きなアイデアがあり、ライターたちは今まさにペンを走らせているところだよ」とエンターテインメント・ウィークリー誌に話している。

ファイギ社長は、それが「スパイダーマン」シリーズの新作となるか、「アベンジャーズ」関連作に出演するかたちとなるのかは明らかにしていないものの、元スパイダーマンであるアンドリュー・ガーフィールドとトビー・マグワイアが復活した前作は 全世界で19億ドル(約2550億円)以上の興行収入を記録しており、マーベルがトム演じるピーター・パーカーをもっと活用することを検討するのは当然のことと考えられる。

トムのスパイダーマンの興行権利は基本的にディズニーのマーベル・スタジオとソニーが共有しており、ファイギ社長はソニーの単独作品のプロデューサーを務めている。

また同シリーズのプロデューサーのエイミー・パスカルは以前、トムを中心とした新たな3部作を構築中であることを認め、こう語っていた。「私たちは、トム・ホランドとマーベルと共に、次のスパイダーマン映画を作る準備をしています」「これから次の3つの映画に取り掛かろうと考えています。これはマーベル・シネマティック・ユニバースの最後の作品ではありません」

一方でトムはその発言後、「僕達はスパイダーマンの将来の可能性についての会話をしてきたけど、現時点では、それは会話に過ぎない。未来がどうなるかはわからないんだ」と話していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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