マライア・キャリー「母がマリリンの大ファンだった」プロデュースするミュージカルにサプライズ登場

歌手マライア・キャリー(52)が、ブロードウェイミュージカル版『お熱いのがお好き』のステージにサプライズで現れた。マリリン・モンロー、トニー・カーティス、ジャック・レモン出演の1959年の映画を舞台化した同作品のプロデューサーの1人であるマライアは、10日にニューヨークのシュバート劇場でのカーテンコールで登場。キャスト陣共々周囲を驚かせた。

マライアは拍手の中を歩きながら、観客にこう語った。「美しい、美しい音楽。信じられない舞台。まさに全てがです」「『お熱いのがお好き』は私にとって特別な意味をもっています。母がマリリン・モンローの大ファンだったので、私もファンとして育ちました」「この信じられないような素晴らしい舞台のプロデューサーになれて、とても光栄です。正直、言葉もありません。お見事。そして、みんなにおめでとうと言いたいです」

昨年マライアは、12月11日初演となった同ミュージカルへの参加を承諾。声明の中でこう説明した。「マリリン・モンロー主演の不朽の名作を通して、初めてこの物語を知るようになりました」「モンローは私の人生において重要な試金石であり、彼女の宝物であった白のベビーグランドピアノをオークションで手に入れたほどです」

「(プロデューサーの)ニール・メロンが、この愛すべき映画の新しい形について話してくれたとき、この作品に参加しなければならないと感じました」「この舞台で、映画がもたらしたレガシーをどのように発展させ、境界線を押し広げ、包括を促進し、多様性を受け入れるかを見守り、『お熱いのがお好き』を今日の新しい観客にお届けする手助けができることを誇りに思っています」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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