幕末から太平洋戦争まで 「海軍検定」10年ぶり復活 横須賀・記念艦三笠で実施

記念艦「三笠」(資料写真)

 旧日本海軍の歴史や人物、艦艇などの知識を試す「日本海軍検定」が26日、横須賀市稲岡町の記念艦「三笠」で開かれる。2012年ごろまで市内で行われていた前身の海軍検定の関係者が問題を作り、約10年ぶりに復活する。

 同日に三笠で開催するコンサートイベントの一環として実施。コンサートの関係者が「横須賀ゆかりの日本海軍の歴史を学ぶきっかけになるのでは」と、前身の検定を企画していた横須賀市内在住の堀場宗彦さん(70)に声をかけて実現した。

 問題は堀場さんが作成。出題範囲は幕末の幕府や大名の海軍から太平洋戦争敗戦までで、4択で50問。以前の検定には「初めての国産戦艦の名前は?」「伊400型潜水艦に搭載された水上機の名前は?」などが出題されており、今回も同様の問題になるという。

 午前10時半から30分間で、定員30人。7割正解で合格証がもらえる。受検料は500円だが、他に三笠の観覧料(一般600円など)がかかる。コンサートイベント「ヨコスカ愛してるかい?スペシャルライブ」は正午からで、市内在住のアマチュアミュージシャン4組が横須賀ゆかりの楽曲を披露する。

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