初のお楽しみイベントに千人 那須烏山「境の日」

射的を楽しむ子どもたち

 【那須烏山】境地区の活性化に向けた初めてのお楽しみイベント「レクリエーションDay『境の日』」が19日、境小校庭で開かれ、地区内外の親子連れなど約千人が訪れた。

 地区内の少子高齢化が進む中、改めて地域の素晴らしさを子どもたちに伝えようと、同校PTA有志や地元住民、団体などでつくる実行委員会が主催した。

 市内外の箱根駅伝ランナーによる陸上教室、市外のグループを招いてのダンスパフォーマンス、地元作家や団体が指導する陶芸とおはやしの体験を実施。輪投げ、射的など六つのレクリエーション、パトカーと消防車両の展示なども人気を集め、会場は終始和やかなムードに包まれた。

 大縄跳びで47回を記録し、1位となった6人組チーム「バナナ」を率いた境小4年五味渕悠真(ごみぶちゆうま)君(10)は「めっちゃうれしい」と声を弾ませていた。

射的を楽しむ子どもたち

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