甲子園での健闘誓う 長崎日大、海星 選手ら長崎新聞社を訪問

(写真左から)2年連続で春の甲子園に出場する長崎日大の選手ら、昨夏に続いて甲子園に挑む海星の選手ら=長崎新聞社

 選抜高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)に九州代表として出場する長崎日大と海星の選手らが20、21日、長崎市の長崎新聞社を訪れ、大舞台での健闘を誓った。
 昨秋の九州大会で長崎日大は準優勝、海星は4強入りし、九州4枠の選抜切符を獲得。県勢初のダブル出場を決めた。春の甲子園は長崎日大が2年連続4度目、海星は7年ぶり6度目。
 20日は海星の武川眞一郎校長、加藤慶二監督、濵﨑紀充部長、主将の田川一心捕手、峯蒼一郎内野手、吉田翔投手が来社。昨夏に続く46年ぶりの“夏春連続”甲子園に向け、田川主将は「いい準備ができているので継続していく。夏を経験した自分たちが引っ張って思い切り暴れたい」と抱負を述べた。
 21日は長崎日大の肥田剛一教頭、平山清一郎監督、山内徹也部長、主将の平尾大和外野手、松本健人外野手、栗山由雅内野手が来社。初出場で準々決勝まで進んだ1993年以来、30年ぶりの春の勝利へ、平尾主将は「何としても勝って校歌を歌う。長崎で応援してくださる方々へ感動を届けたい」と意気込んだ。
 長崎新聞社の徳永英彦社長は「県民も期待している。頑張ってほしい」とエールを送り、両主将に激励金を手渡した。
 選抜大会の組み合わせ抽選会は3月10日に行われる。


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