サンフレ開幕戦 川村のシュートは入っていた JFA会見で誤審認める 「こういう判定になり 申し訳ない」

疑惑の判定に決着です。

日本サッカー協会は22日の会見で、18日に行われたサンフレッチェ広島の開幕戦で誤審があったと発表しました。

問題の場面は後半29分、コーナーキックからサンフレッチェ・川村拓夢が放ったヘディングシュート。ゴールに見えましたが、この直後、ビデオ確認によるチェックが入った上でノーゴールの判定となり、試合は引き分けに終わっていました。

扇谷委員長
「審判委員会は得点を認めるべき事象であったと結論付けた」「こういった判定になり、本当に申し訳ない」

すでに両チームには審判委員長が直接、説明を行って理解を得ており、公式記録も引き分けのまま変わらないということです。

今回の日本サッカー協会審判委員長の会見を受け、サンフレッチェ広島の仙田信吾社長は以下のコメントを発表しました。

仙田社長のコメント
「サンフレッチェ広島といたしましては、試合は成立しており、JFA審判部の真摯なご対応を受けて、問題を蒸し返すことは避け、再発防止のために今後いっそうの審判員の練度向上を要望しました。チームは、勝ち点2を逃したという複雑な思いを払拭して、来たる2月26日(日)のアルビレックス新潟戦に、気持ちを新たにして立ち向かっていきます。サンフレッチェ・ファミリーの皆さまの応援を宜しくお願いいたします。審判員の皆さんは毎試合ベストを尽くして下さっています。スポーツマン精神に則って、審判員への誹謗中傷など決してないように、お願いいたします。」

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