「地域猫対策に役立てて」長崎尾曲がり猫神社 市に22万円寄付

地域猫活動に役立てようと浄財などを寄付した尾曲がり猫神社の琴岡さん(右から2人目)=長崎市役所

 「猫の日」の22日、長崎市銀屋町の長崎尾曲がり猫神社は、地域猫対策に役立ててもらおうと、22万円を同市に寄付した。
 同神社は、尾曲がり猫について調査・研究している市民団体「長崎ネコ学会」が運営。寄付金は2022年(猫の年)の1年間に神社に寄せられた浄財すべてと、お守りなどのグッズの売り上げの一部を充てた。
 同神社責任者の琴岡翔子さん(41)らが市役所を訪れ、田上富久市長に目録を贈呈した。琴岡さんは「たくさんの優しい人の気持ちがさい銭として集まり、感謝の気持ちでいっぱい。現場で猫の命を救っている方には頭が下がる。活動を支援するという形で貢献していきたい」と話した。
 市は寄付金を不妊化治療などの地域猫活動に活用する予定。


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