卒業祝い、風船青空へ 上三川・本郷小でバルーンリリース

風船を空へ放つ児童ら

 【上三川】本郷小の「6年生を送る会」が22日、同校で開かれ、全児童135人や保護者らが約500個の風船を青空へ一斉に放った。

 同校は一昨年度からPTAが協力し、6年生を送る会などでバルーンリリースをしている。今回は新型コロナウイルスによる行動制限の緩和を受け、地域住民や蓼沼保育園の園児を招待し、風船の数も増やした。

 この日は各学年の児童が6年生に「今までありがとう」「卒業おめでとう」などと感謝を伝え、6年生は「本郷小をこれからもよろしくお願いします」と声をそろえた。

 その後、風船を持って1〜6年の縦割り班で集合。風船が放たれると、「わあ、きれい」などと歓声が上がった。

 6年の鈴木麗央(すずきれお)君(12)は「風船には、中学生になったら部活と勉強を両立して頑張りたいという思いを込めました」と話した。

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