ロシアによるウクライナ侵攻から24日で1年となります。原爆ドーム前では、広島で暮らすウクライナの人たちが、1日も早い戦闘終結を訴えました。
原爆ドーム前には、広島に住むウクライナ出身の人たちや、戦火を逃れて広島に避難してきた人たちが集まりました。多くの人たちの家族は今もウクライナで暮らしています。
参加者は、プラカードやウクライナ国旗を持ち寄り、祖国の肉親に思いをはせ、1日も早い戦闘の終結を願っていました。
ウクライナ出身者たち
「信じられない。こんなことあるなんて悪い夢みたい。特に広島の人、こういうこと(気持ち)分かると思います。1日でも早く平和になるといい」
「自分の国が戦争になるとか考えたことないし、思ったことない。何かできることをしないといけない。1年経って、わたしにはまるで1日みたいに早く感じる」
戦闘が長期化する中、集まった人たちは「広島で暮らすウクライナ出身者が孤立しないよう今後もつながっていきたい」と話していました。