渋野、笹生、馬場が“異例”の同組 米女子ツアー最終日

「66」で回った渋野日向子。笹生優花、馬場咲希と同組となった(撮影/村上航)

◇米国女子◇ホンダ LPGAタイランド3日目(25日)◇サイアムCC(タイ)◇ 6576 yd(パー72)

最終日は渋野日向子、笹生優花、アマチュア馬場咲希の日本勢3人が同組となった。米国女子ツアー競技では“異例”のケース。3人は日本時間の26日午前10時58分(現地8時58分)にアウト1番からスタートする。

渋野はこの日、「66」の日本勢ベストスコアで50位から9アンダー20位に急浮上した。馬場は6バーディ、2ダブルボギーと出入りが激しい「70」となったが、スタート前の20位をキープした。笹生は終盤17番のボギーでスコアを1つ落としたが、10アンダー15位で日本勢最上位を守った。

馬場咲希が渋野日向子、笹生優花とメジャー覇者の2人と同組(撮影/村上航)

米女子ツアーはメジャーの決勝ラウンドなどを除き、通常は3人1組でプレー。同ツアーに参戦する日本勢は多いシーズンでも3人前後で「日本勢3人同組」は実現の可能性が低かった。

日本勢最上位の15位で最終日に臨む笹生優花(撮影/村上航)

しかし、今大会は予選落ちがなく、推薦を含めて日本勢7人が出場。また、今季は新たにツアーメンバーで勝みなみ、西村優菜が参戦を予定しており、今後も“豪華ペアリング”が実現する可能性は高そうだ。

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン