小牧基地ブルーインパルスやF2飛行時間帯いつ…2023年3月5日にオープンベース 他の飛行展示する機体、駐車場も解説

写真を拡大 JR勝川駅からのシャトルバス乗り場(GoogleMap、小牧基地HP引用)
写真を拡大 名鉄小牧線・小牧駅からのシャトルバス乗り場(GoogleMap、小牧基地HP引用)
航空自衛隊松島基地上空での訓練で、アクロバット飛行する「ブルーインパルス」=2013年4月、宮城県東松島市
C-130(出典:航空自衛隊ホームページ )
KC-767(出典:航空自衛隊ホームページ )
F2(出典:航空自衛隊ホームページ )
UH-60J(出典:航空自衛隊ホームページ )
U-125A(出典:航空自衛隊ホームページ )
CH47(出典:航空自衛隊ホームページ )
写真を拡大 小牧基地内の案内地図(小牧基地HP引用)

 航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)の「小牧基地オープンベース」(航空祭)は2023年3月5日開催される。今回はブルーインパルスの展示飛行も予定されている。気になる飛行展示の時間帯やブルーインパルス以外で登場する機体の種類を解説。シャトルバスの乗り場や付近の駐車場情報をまとめた。

目次

小牧基地への行き方オススメ駐車場とシャトルバス乗り場ブルーインパルスの飛行時間帯いつ他に飛行展示される機体一覧と時間帯小牧基地オープンベースの案内マップ注意事項 

小牧基地への来場方法・行き方

 

 基地内には駐車場がないため、身体障害者ら優先者や招待者、有料観覧席購入者を除き、車やバイクでの来場はできない。公共交通機関または無料シャトルバスを利用する必要がある。

 一般来場者は正門または大山川門からの徒歩(自転車可)で入門する。正門の最寄り駅は牛山駅(名鉄小牧線)、大山川門は間内駅(名鉄小牧線)。

車で行く人へ…駐車場オススメは

 当日は無料シャトルバスを運行。JR勝川駅~小牧基地、名鉄小牧線の小牧駅~小牧基地の2本がある。始発は午前8時で15分おきに出発。終バスは午後0時半ごろ。

 基地へは駐車場がないため、車で行く人はシャトルバスが発着する勝川駅、小牧駅近くの駐車場に車を止めていくのがオススメ。

JR勝川駅付近の駐車場

勝川駅のシャトルバス乗り場

 シャトルバス乗り場はJR勝川駅南出口から徒歩3分程度。★印の場所で検温を受けた後で、バスに乗車する。

名鉄小牧線・小牧駅付近の駐車場

名鉄小牧線・小牧駅のシャトルバス乗り場

 シャトルバス乗り場は名鉄小牧線・小牧駅東出口から徒歩3分程度。★印の場所で検温を受けた後で、バスに乗車する。

ブルーインパルスいつ飛行

  小牧基地のオープンベースは3月5日の午前8時半から午後1時半まで、機体が地上展示されている。飛行展示は午前8時45分から午前11時50分までで、ブルーインパルスの飛行展示は午前11時20分~午前11時50分ごろとなっている。天候によって中止になる場合があり、状況によって披露するアクロバット飛行のプログラムが変わるという。

 【ブルーインパルスとは】航空自衛隊のアクロバットチーム。3代目機種がT-4で、2代目機種T-2の後継機として採用され、1995年度に松島基地の4空団11飛行隊として「T-4ブルーインパルスチーム」が誕生した。

⇒ブルーインパルスのアクロバット飛行のプログラム一覧

 (出典:航空自衛隊YouTube公式チャンネル)

飛行展示される機体と飛行展示の時間帯目安

戦術輸送機 C-130H(「ハーキュリーズ」)

国産C-1輸送機の補助用として、昭和56年度から購入することになった戦術輸送機。完全武装の空挺隊員64人(通常の搭載人員は92名)を乗せることができます。米国初のターボプロップ(エンジン名)実用輸送機で、「ハーキュリーズ」の名前で知られています。米空軍、海軍、海兵隊のほか、世界各国でも採用されています。(航空自衛隊ホームページ引用)

 飛行展示の時間の目安は午前8時半すぎ~午前9時半すぎ

空中給油機 KC767

米国ボーイング社製の旅客機B767-200ERを改造したもので、20年度に実用試験、21年度に運用試験を経て、22年度から本格運用を開始しました。空中給油機としては世界初の遠隔視認装置を採用し、機体底部の5台のカメラを使い操縦席後部に位置する操作卓で給油口から伸びる約6mのパイプの位置を確認しながら戦闘機への給油ができます。(航空自衛隊HP引用)

 飛行展示の時間の目安は午前8時半すぎ~午前9時半すぎ

F2

 F-2は、米国のF-16を、日本の運用の考え方や地理的な特性に合わせ、日米の優れた技術を結集し日米共同で改造開発した戦闘機です。昭和63年にFS-Xとして開発に着手し、平成7年に初飛行、12年度に開発は完了しました。F-16からの主な改造点は、旋回性能の向上のため主翼面積を増やし、軽量化のため先進材料や先進構造を取り入れたこと。また離陸性を高めるためエンジンを推力向上型に変え、さらに最新レーダーなど、先進の電子機器を採用しています。(航空自衛隊HP引用)

 飛行展示の時間の目安は午前8時半すぎ~午前9時半すぎ

救難ヘリコプター UH-60J

救難ヘリコプターUH-60Jは、米国の多用途ヘリコプター UH-60Aの航空自衛隊救難機向けの改造機。赤外線暗視装置、気象レーダーや精密な慣性航法装置を搭載しているほか、航続距離が長いので救難可能区域も広く、ほぼ防空識別圏内をカバー、遭難者を生存可能時間内に救助できる区域が広がる、などの特徴を持っています。昭和63年度に3機の調達が開始され、最終的には40機取得の予定です。なお、このうちの5機は空中受油機能が付加され、機体右前方下部にプローブ・アンド・ドローグ式の空中受油装置(プローブ)と、操縦席内に燃料制御パネルが取付けられている。(航空自衛隊ホームページ引用)

 飛行展示の時間の目安は午前9時半すぎ~午前10時半前

救難捜索機 U-125A

U-125Aは、救難捜索機MU-2の後継機と位置付けられています。MU-2に比べ、性能、能力ともに一段と向上しました。捜索レーダー、赤外線暗視装置の装備による捜索能力の向上、さらに援助物資投下機構を装備したことによって、遭難者に対する延命も含めた援助能力が向上したことが特徴です。近年は、作戦機の行動範囲が広がっており、それに対応した救難能力の強化を図ることができます。初号機は平成7年、航空自衛隊に納入されました。(航空自衛隊ホームページ引用) 

 飛行展示の時間の目安は午前9時半すぎ~午前10時半前

CH47

 CH-47Jは、航空基地間の幹線航空輸送を担う輸送ヘリコプター。主要航空基地と点在しているレーダーサイト等へ必要器材などを運びます。昭和59年の1機を皮切りに調達に着手、61年度に初号機を取得し、現在約15機を保有しています。なお、平成11年度以降の取得機については、大型燃料タンク、気象レーダー、地図表示装置、2重化慣性航法装置(GPS内蔵)、床レベリング装置などを装備しています。(航空自衛隊ホームページ引用) 

 飛行展示の時間の目安は午前9時半すぎ~午前10時半前

小牧基地内案内マップ

小牧基地の情報

⇒小牧基地のホームページ

⇒小牧基地の公式ツイッターアカウント

注意事項

・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、入場の際は検温、手指消毒及びマスクの着用を求められる。37.5℃以上体温がある場合は入門することができない。 ・水分補給を除き基地内での飲食はできない。食べ物の持ち込も不可。 ・補助犬を除きペットを連れ込むことはできない。ドローン、レジャーシート、アルコール類の持ち込みもNGで、基地内での飲酒基地、周辺のドローンの飛行は禁止。 ・脚立や踏み台になる物は持ち込み不可。 ・隊員の指示に従わない場合、退場を求められることがある。

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