福井県福井市の西武福井店屋上で、イチゴの収穫が体験できる「ふくい天空のいちご狩り」が3月10日から始まる。北陸新幹線県内開業を見据え、福井駅周辺のにぎわいにつなげようと企画。2月22日にプレイベントがあり、参加者は「足元が汚れず、おしゃれをして買い物に来ても、立ち寄りやすい。ランチ後の口直しにも良さそう」と満喫した。期間は5月下旬まで。
同県越前市でイチゴなどを生産する明城ファームが運営し、屋上の16メートル四方に160個のプランターを設置する。前田工繊（本社同県坂井市）の繊維資材で水はけを良くするほか、グラスITフィールズ（本社同県永平寺町）の自動水やりシステムを用いる。
会場にはカフェも設け、イチゴを使ったパフェや飲み物を提供する。福井駅西口周辺の再開発ビル建設の様子も見ることができ、西武福井店の田中香苗店長（54）は「週ごと、月ごとに変わっていく景色も楽しんでもらいたい」と話した。
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体験は午前10時～午後4時（火曜定休）。12粒程度が入る大カップ（1500円）と、6粒程度の小カップ（千円）を販売し、カップがいっぱいになるまで摘み取れる。福井県観光連盟のサイト「ふくいドットコム」などからオンラインで事前予約が必要。問い合わせは西武福井店＝電話0776-27-0111。
