長崎大、県立大で2次試験 『一般選抜前期日程』 受験生、関門に挑む

2次試験に挑んだ受験生=長崎市、長崎大文教キャンパス

 2023年度入学者を対象にした国公立大一般選抜の2次試験前期日程が25日、全国各地で始まった。県内では長崎大2277人、県立大1155人の受験生が志望への関門に挑んだ。
 長崎大の学部別受験者は、多文化社会83人(募集定員75人)、教育220人(同126人)、経済309人(同190人)、医427人(同163人)、歯108人(同33人)、薬203人(同49人)、情報データ科107人(同75人)、工518人(同210人)、環境科160人(同80人)、水産142人(同60人)。
 県立大の学部別受験者は、経営334人(同100人)、地域創造317人(同125人)、国際社会98人(同30人)、情報システム191人(同60人)、看護栄養215人(同62人)。
 26日に面接試験を実施する長崎大教育学部、医学部医学科、歯学部を除き、大半の受験者が前期日程を終えた。長崎市文教町の同大文教キャンパスで多文化社会学部を受験した県立長崎北陽台高3年の中村星香(せいか)さん(18)は「国際的な仕事に就きたいと思って志願した。勉強してきた力を発揮できた」と語った。
 佐世保市川下町の県立大佐世保校で受験した県立島原高3年の下田達樹さん(18)は「出題の形式が昨年とは少し変わっていた。解けた感触に少し不安もあるけれど、終わってうれしい。ひと安心」と話した。
 合格発表は県立大3月6日、長崎大は同8日。後期日程は同12日に実施する。


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