今年度の修学旅行の入館者数 コロナ禍前の水準に回復 原爆資料館

原爆資料館を訪れる修学旅行の入館者数が、今年度はコロナ禍前の水準に回復する見通しであることが分かりました。

原爆資料館によりますと、コロナ禍前の2019年度の修学旅行の入館者数は、32万4653人でした。

ところが、コロナの流行が始まった2020年度は、資料館の臨時休館や入場制限で8万8830人と、コロナ禍前の4分の1程度に。2021年度もコロナ禍前の半分程度にとどまりました。

一方、今年度は、今年1月までの合計で32万1037人に上っていて、コロナ禍前の水準に回復する見通しです。

原爆資料館では「これまで資料館を訪れていた学校が、戻ってきたのではないか」としています。

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