日本人選手vs10代の天才!「欧州でバチバチやった若手スター10名」

日本人選手が海外に出るようになって20数年、多くのクラブでプレーしてきた。

今回はそんな海外に進出した日本人選手とポジション争いをした「10代の天才選手」を特集してみた。

アドナン・ヤヌザイ

日本人と争った際の所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド

ポジションを争った日本人選手:香川真司

現所属:イスタンブールBB

2012-13シーズンにマンチェスター・ユナイテッドでトップチームに昇格したヤヌザイ。その際には出場機会がなかったものの、2013年夏に就任したデイヴィッド・モイーズ監督によってプレー機会を与えられ、香川真司とアタッカーのポジションを争った。

マリオ・ゲッツェ

日本人と争った際の所属クラブ:ボルシア・ドルトムント

ポジションを争った日本人選手:香川真司

現所属:アイントラハト・フランクフルト

ボルシア・ドルトムントのアカデミーから2009年に昇格したゲッツェ。11月にデビューを果たし、その活躍からユルゲン・クロップ監督の信頼を獲得した。2010-11、2011-12と2シーズンにわたって香川真司とアタッカーのポジションを争いながら能力を高め合い、互いに多くのゴールを量産した。

ジェレミ・ピノ

日本人と争った際の所属クラブ:ビジャレアル

ポジションを争った日本人選手:久保建英

現所属:ビジャレアル

久保建英がレアル・マドリーからビジャレアルへとローン移籍した2020年。ウナイ・エメリ監督がアカデミーから引き上げてきた18歳のジェレミ・ピノがライバルになった。彼はすぐさまレギュラーに定着した一方、久保建英はより重要な役割を求めて半年でヘタフェへと移っていった。

アラン・ザゴエフ

日本人と争った際の所属クラブ:CSKAモスクワ

ポジションを争った日本人選手:本田圭佑

現所属:ルビン・カザン

クリリヤ・ソヴェトフで活躍し、2007年にCSKAモスクワへと移籍したザゴエフ。その時まだ17歳だった。そして2010年1月に加入した本田圭佑とはうまく併用されていたものの、アタッカーとしてよく比較される立場にあった。

ブリール・エンボロ

日本人と争った際の所属クラブ:バーゼル

ポジションを争った日本人選手:柿谷曜一朗

ユース年代から「スイスの天才FW」として世界に名を知らしめていたエンボロ。17歳でバーゼルのトップチームに昇格し、セレッソ大阪から獲得された柿谷曜一朗とストライカーのポジションを争い、ポジションを勝ち取っている。

クリスティアン・プリシッチ

日本人と争った際の所属クラブ:ボルシア・ドルトムント

ポジションを争った日本人選手:香川真司

現所属:チェルシー

マンチェスター・ユナイテッドからボルシア・ドルトムントへ復帰した香川真司と争った10代といえばプリシッチ。正確に言えばポジションは大きく被ってはいないが、プリシッチが中心になるに従って香川真司の出場機会が減っていった。

テイ・タイウォ

日本人と争った際の所属クラブ:マルセイユ

ポジションを争った日本人選手:中田浩二

現所属:無所属

フィリップ・トルシエ監督の誘いで2005年1月にマルセイユへと加入した中田浩二。ただその直後に左サイドバックとしてまだ19歳だったナイジェリアの新星テイ・タイウォが台頭し、トルシエも解任され、ポジションがなくなってしまった。

エイデン・マクギーディ

日本人と争った際の所属クラブ:セルティック

ポジションを争った日本人選手:中村俊輔

現所属:ハイバーニアン

正確に言えば中村俊輔のポジションに入れなかった選手といえるマクギーディ。セルティックのアカデミーでは天才と呼ばれていた小柄なウインガーは、ショーン・マロニー+中村俊輔に阻まれていたものの、スーパーサブとして輝きを放っていた。

ヤン・エンヴィラ

日本人と争った際の所属クラブ:レンヌ

ポジションを争った日本人選手:稲本潤一

現所属:オリンピアコス

フレデリック・アントネッティ監督の誘いでフランス・リーグアンのレンヌに移籍した稲本潤一。ボランチとして主力になるかと思いきや、当時19歳だったヤン・エンヴィラが突如台頭。あれよあれよという間にポジションを確保し、そのままフランス代表にまで上り詰めた。

ソフィアン・フェグリ

日本人と争った際の所属クラブ:グルノーブル

ポジションを争った日本人選手:松井大輔

現所属:カラギュムリュク

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バレンシアで長く活躍したことで知られるフェグリ。18歳でグルノーブルの1部昇格に貢献する活躍を見せ、2009-10シーズンはサンテティエンヌから加入した松井大輔と争う…はずだったが、フェグリ自身が半月板を断裂してしまったため、結果的に序盤でポジションを明け渡すことになった。

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