イ・ボミが今季限りで引退 2年連続賞金女王

イ・ボミが日本ツアーに出るのは今季限り※撮影は2022年(撮影/大澤進二)

女子プロゴルファーのイ・ボミ(韓国)が2023年シーズン限りで日本ツアーの現役を引退することが分かった。所属事務所が27日、発表した。

1988年8月21日生まれの34歳。2007年にプロ転向し、10年に韓国ツアーで賞金女王になって翌11年から日本ツアーに参戦した。12年「ヨコハマタイヤPRGRレディス」で初優勝。13年に2勝、14年は3勝と勝利を積み重ね、15年に年間7勝を挙げてツアー史上最高賞金額(当時)の2億3049万7057円を稼ぎ、賞金女王に輝いた。翌16年も5勝して2年連続でトップの座を射止めた。

韓国での愛称「スマイルキャンディ」の名の通り、愛らしい笑顔でファンを魅了し、女子ゴルフ界をけん引してきた。17年「CAT Ladies」で通算21勝目(うちメジャー2勝)を挙げたが、その後はショットの不振にあえぎ、18年に日本ツアー参戦から保持してきたシードを喪失した。昨季は14試合に出場し、10月「富士通レディース」の9位が最高成績だった。

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