「つつじマラソン2023」花が咲き誇る5月に4年ぶり開催 ハーフ復活、3月末まで募集…福井県鯖江市

県内外2862人が初夏の鯖江市内を駆けた4年前の鯖江つつじマラソン=2019年5月12日、鯖江市中野町

 第45回鯖江つつじマラソン(福井県鯖江市、市教委、市スポーツ協会、福井新聞社主催)が、5月14日に開かれる。ツツジが映える季節の開催は4年ぶりとなる。ハーフの部と、競技用三輪車いすエキシビションも復活。小学3、4年の部はこれまで親子ペア部門だったが、今回から子どもだけで走る部門に見直す。2月27日から3月31日まで、全国から広く参加者を募る。

 コロナ禍で2020、21年は中止。22年は出場者を県民に限定するなど規模を縮小して10月に開いた。政府が新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行するのを踏まえ、従来の開催日時と規模に戻す。

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 対象は小学生以上で、高校生以下は保護者の同意が必要。市東公園陸上競技場を発着点にハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロの5種目があり、それぞれ年齢や学年、男女別に21部門で競う。

 当日は午前8時の開会宣言の後、同8時半から特設コースで競技用三輪車いすのエキシビションレースを実施。マラソンは同8時35分出走の小学3、4年男子と同女子を皮切りに、部門ごとに順次スタートする。

 入賞は8位まで。1~3位に賞状と副賞、4~8位に賞状を贈るが、表彰式は行わず後日郵送する。参加者全員にオリジナルタオルをプレゼントし、完走証はウェブ発行となる。

 参加料は小中生千円、高校生2500円、一般と親子部門は3千円。インターネットで「RUNNET(ランネット)」にアクセスして申し込む。出走受け付けは大会前日の13日午後3時~7時と、当日14日の午前7時から出場部門の出走15分前まで、市総合体育館正面入り口で行う。

 問い合わせは、鯖江つつじマラソン実行委事務局(市生涯学習・スポーツ課)=電話0778(53)2260。

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