センバツで栃木の風を 作新、石橋そろって知事に出場報告

選抜旗を持って福田知事(左から4人目)に出場報告を行った作新(右側)、石橋(左側)の選手たち

 第95回記念選抜高校野球大会(3月18日から14日間・甲子園)に出場する作新学院と石橋の両校が27日、県公館や下野新聞社などを訪れ、センバツへの意気込みを語った。

 作新学院は小針崇宏(こばりたかひろ)監督や草野晃伸(くさのてるのぶ)主将ら5人。石橋は福田博之(ふくだひろゆき)監督や横松誠也(よこまつともや)主将ら6人。それぞれ先日授与された選抜旗を持って一緒に訪問した。

 県公館での出場報告会では福田富一(ふくだとみかず)知事や山形修治(やまがたしゅうじ)議長ら県議、職員18人が出席。両校の監督らが選手紹介やあいさつを終えた後、福田知事が両校に激励金を手渡した。

 福田知事は「2校出場が決まってから両校が決勝で戦うことを期待している。憧れの舞台を楽しみ、多くの県民に夢を与えてほしい」と激励した。

 作新学院の草野主将は「このような場で激励をいただき貴重な経験をさせてもらった。甲子園で高校野球ファンを熱くさせたい」。石橋の横松主将は「メンバー争いも激しく、今チームは良い雰囲気ができている。格上ばかりとの戦いだが石橋旋風を巻き起こしたい」と活躍を誓った。

 下野新聞社では若菜英晴(わかなえいせい)社長らが出迎えた。若菜社長は「2校出場は本県にとって明るいニュースとなった。活躍で県民を喜ばせてほしい。存分に楽しんで」とエールを送った。

福田知事(中央)に出場を報告した作新の選手ら
福田知事(左から4人目)に出場を報告した石橋の選手ら
握手をかわし甲子園での健闘を誓い合う作新の草野主将と石橋の横松主将

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