看護への決意新たに 発表会とキャンドルサービス 宇都宮の専門学校

厳かな雰囲気の中で行われたキャンドルサービス

 【宇都宮】竹林町の済生会宇都宮病院看護専門学校で2月24日、1年生43人が基礎実習で感じた思いなどを病院関係者らに伝える「看護観発表会」と、キャンドルサービスが行われた。

 発表会には在校生や病院関係者、保護者、教職員が出席。1年生たちは実習で学んだことを挙げながら「状況に応じた看護」「改めて感じた観察の重要性」など看護への決意を表明した。

 その後、上級生や実習関係者から今後の心構えなどの説明を受け、ナイチンゲールの像にともされた火を1年生が手にするろうそくに移すキャンドルサービスが行われた。明かりが消され厳かな雰囲気の中、「笑顔と感謝を忘れず命に向き合います」などと誓いの言葉を唱和した。

 1年生代表の山崎舞(やまざきまい)さん(19)は「先輩は憧れです。先輩のように広い視野を持てるよう頑張ります」と語った。

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