重点企業誘致の諮問委員会が初会議

陳茂波・財政長官を筆頭とする企業誘致の諮問委員会「引進重点企業諮詢委員会」の初の会議が2月28日に開催された。同日の政府新聞公報によると、委員会メンバーは会議で重点企業誘致に関する今後の作業の方向性と重点を討議。重点分野の内容、企業規模、人材、その他のサポートのための政策措置、プロモーション戦略などが話し合われた。委員会メンバーは投資誘致の過程で中国本土、特に粤港澳大湾区の市場規模とその他の優位性を活用するよう強調した。陳長官は「今期特区政府は従来の思考を打ち破り、能動的に行動するため、引進重点企業弁公室(重点企業誘致オフィス)と招商引才専組(投資・人材誘致タスクフォース)を設置した。その趣旨は世界から代表的な高いポテンシャルを持つ重点企業を誘致することによって香港の競争力を引き上げ、産業発展を加速させることだ」と説明した。引進重点企業諮詢委員会は2022年の施政報告(施政方針演説)で設置が打ち出された。

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