福井県初の女子テニス国際大会、4月24日~30日開催 伊達公子さんや杉山愛さんのJWT50主催「W15福井 大東建託オープン」

 国際テニス連盟(ITF)公認の女子プロツアー国際大会が4月24~30日、福井県で初めて開催される。世界で活躍する選手の出場が期待され、県内の競技関係者は大会開催をきっかけに、福井のテニス界が盛り上がることを期待している。

 伊達公子さんや杉山愛さんら元世界ランキング50位以内の女子テニス選手の有志でつくる一般社団法人「Japan Women‘s Tennis Top50 Club」(JWT50)が、新たに主催する国内3大会のうちの一つ。福井県テニス協会などによると、2022年11月に同協会が伊達さんの関係者と縁があり、大会開催協力への打診があったという。

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 大会名称は「W15福井 大東建託オープン supported by JWT50」で、ITF下部ツアーに位置づけられる。会場は福井市の県営テニス場。トーナメント方式でシングルスは32人、ダブルスは16組が本戦を戦う。シングルスは予選もある。賞金総額は1万5千ドル(約200万円)。上位者にはランキングポイントも与えられる。入場無料。

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 県テニス協会の担当者は「福井初のプロツアー大会なので、県内のテニスの発展・普及につなげていける千載一遇のチャンスと捉えている」と期待を込めた。

 福井県勢では女子プロ選手の林恵里奈(セーレン、鯖江市出身)が出場する可能性がある。

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