9年ぶりセンバツ甲子園「優勝を目標に」 沖縄尚学、佐野主将らが意気込み 

 第95回選抜高校野球大会に出場する沖縄尚学の選手らが3日、那覇市の琉球新報社を訪れ、2014年以来、9年ぶり7度目となる甲子園への意気込みを語った。佐野春斗主将は「優勝を目標にしている。全員一丸となって一戦一戦勝ち上がっていきたい」と力強く語った。
 佐野主将が「元気な選手が多い」と言うチームは、昨年の九州大会では決勝まで4試合全て2桁安打で打率3割超え、失策二つに抑え攻守のバランスが取れている。出塁率7割8分9厘を誇った1番打者の知花慎之助は「後ろにつなぐバッターだと思っているので、クリーンアップにしっかりつないでいきたい」と活躍を誓った。
 現在、大きなけが人もなく、順調に調整できていると比嘉公也監督。今大会はマスクを着用して声出し応援ができることに、「声援の力は九州大会で実感している。声援の力も得て、一つでも多く勝ちたい」と力を込めた。
 大会は18日から開催予定。組み合わせ抽選会は10日行われる。

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