長崎ヴェルカ、今季最長7連勝 香川に85―74で競り勝つ バスケットB2

【香川-長崎】第1クオーター、ヴェルカのボンズがシュートを狙う=高松市総合体育館((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第24節第2日は4日、高松市総合体育館などで6試合が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカは7位香川に85-74で競り勝った。連勝を今季最長の「7」に伸ばしたヴェルカは通算31勝13敗。同地区首位の佐賀も福岡を下したため、ゲーム差「6」は変わらなかった。佐賀はプレーオフ進出を決めた。
 ヴェルカは第1クオーター、狩俣や初先発した小針が香川の司令塔を厳しくマークして攻撃のリズムを崩そうとしたが、3点シュート5本を決められ、22-26とリードを許した。第2クオーターは一時逆転に成功したものの、41-35の7分から攻守でミスを連発。香川に10点連取され、41-45で折り返した。
 第3クオーターも苦しい展開が続いたが、7分から狩俣、ヘディングらの外角シュートで徐々に流れを引き寄せた。1点ビハインドで入った第4クオーターは3分にボンズの連続得点で再逆転。ここから狩俣の追加点などでリードを守り続けた。この試合、ボンズは32得点、14リバウンドのダブルダブルを記録。チームのフリースロー成功率は5割台とやや課題も残った。
 第3日は5日、同会場などで6試合を実施。ヴェルカは香川との2戦目に臨む。

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