第95回選抜高校野球大会(3月18日開幕、甲子園球場)に出場する北陸、敦賀気比の主将らが3日、福井県庁を訪れ、杉本達治知事に「優勝を目指す」「まずは初戦突破」と抱負を述べた。
北陸から笹井多輝主将、林孝臣監督、朝倉乗恵校長、敦賀気比からは浜野孝教主将、東哲平監督、古谷清和校長が訪れた。
1989年以来34年ぶりの出場となる北陸の笹井主将は「たくさんの方々の支えがあった。甲子園では感謝の気持ちを力に変え、元気と粘り強さで北陸旋風を巻き起こす」と優勝を目標に掲げた。
3年連続出場の敦賀気比の浜野主将は「去年もおととしも初戦敗退で悔しい負け方をしている。初戦突破を最大の目標とし、目の前の試合を一つ一つ勝ち進む」と述べた。
杉本知事は「ぜひとも両チームが決勝で戦うことになるよう、日頃の練習の成果を発揮し頑張ってほしい」と激励した。
一行はこの後、大森哲男県議会議長を表敬した。北陸の3人は福井新聞社で吉田真士社長、福井市役所で西行茂副市長と吉川雄二市教育長と懇談し、健闘を誓った。
組み合わせ抽選は10日に大阪府大阪市内であり、主将らが出席して対面で行われる。